![]()
温泉分析表
|
|||||||||||||||||||
禁忌症及び適応症 |
|||||||||||||||||||
| 温泉の医治効用は、その温度その他の物質的因子、化学的成分、使用地の地勢、気候、利用者の生活状態の変化その他の諸般の総合作用に対する生体反応によるもので、温泉成分のみによって各温泉の効用を確定することは困難であるが、この温泉の飲用の禁忌症及び適応症はおおむね次のとおりである。 | |||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
| ○飲用上の注意 | |||||||||||||||||||
| 温泉には老化現象が認められ、地中から湧き出した直後の新鮮な温泉が最も効用があるといわれているが、それぞれの泉質に適する用い方をしなければかえって疾病に不利に働く場合がある。したがって飲用上の注意事項はおおむね次ぎによることとし、特に飲用にはこの飲泉所の筒上部より落ちる新鮮な温泉を用いること。 | |||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
|
試料1kg中の成分、分量及び組成 (1)陽イオン |
|||
| 成 分 | mg | mval | mval% |
| リチウムイオン ナトリウムイオン カリウムイオン アンモニウムイオン マグネシウムイオン カルシウムイオン ストロンチウムイオン バリウムイオン アルミニウムイオン マンガンイオン 鉄(U)イオン 鉄(V)イオン 亜鉛イオン |
8.5 4103 129.1 0.3 10.4 3193 48.6 0.3 0.6 0.1 <0.1 <0.1 <0.1 |
1.22 178.5 3.30 0.02 0.86 159.3 1.11 0.00 0.07 0.00 0.00 0.00 0.00 |
0.35 51.83 0.96 0.01 0.25 46.26 0.32 0.00 0.02 0.00 0.00 0.00 0.00 |
| 陽イオン 計 | 7493 | 344.4 | 100.0 |
|
試料1kg中の成分、分量及び組成 (2)陰イオン |
|||
| 成 分 | mg | mval | mval% |
| フッ素イオン 塩素イオン 臭素イオン ヨウ素イオン 水酸化物イオン 硫化水素イオン 硫酸イオン ヒドロリン酸イオン メタ亜ヒ酸 炭酸水素イオン 炭酸イオン チオ硫酸イオン |
3.6 12250 50.0 <0.1 <0.1 <0.1 16.2 0.3 0.1 15.9 <0.1 0.5 |
0.19 345.5 0.63 0.00 0.00 0.00 0.34 0.01 0.00 0.26 0.00 0.01 |
0.05 99.60 0.18 0.00 0.00 0.00 0.10 0.00 0.00 0.07 0.00 0.00 |
| 陰イオン 計 | 12340 | 346.9 | 100.0 |
| (3)遊離成分 |
| 溶存物質(ガス性のものを除く)19.96g/kg |
成分総計 19.97g/kg |
|
|
|
(4)その他の微量成分 |
|
|
総クロム |
<0.02 mg <0.0005mg <0.01 mg <0.01 mg |
|
和倉温泉総湯の入浴方法 |
|
|
|
| ○ | 温泉医療を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日当たり2回ないし3回までとする。 |
| ○ | 温泉医療のための必要時間は、おおむね2ないし3週間を適当とすること。 |
| ○ | 温泉医療開始後おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり(湯さわり又は浴場反応)が現れることがある「湯あたり」の間は、入浴回数を減じ又は入浴を中止し、湯あたりの症状の回復を待つこと |
|
|
|
| ○ | 熱い温泉に急に入ることは脳貧血を起こすことがあるので、それを防ぐため、入浴前に身体にかけ湯をして温め、また頭部に湯をかけてから浴槽に入るのがよいしたがって原則として誰もいない一人きりでの入浴は避けることが望ましい |
| ○ | 入浴時間は、入浴温度により異なるが、総湯では春、秋は約42℃、夏は約41℃、冬は約43℃に設定してあるので、始めは3分ないし10分程度とし、慣れるにしたがって延長してもよい |
| ○ | 入浴中は安静を守る。 |
| ○ | 洗い場で石鹸等を使用する場合、当温泉は塩化物泉であり、しかも高張性(温泉濃度が最も高い)であるので一度蛇口の真水で身体を洗わなければ、泡立ちがよくならない。ただし入浴後は身体に付着した温泉成分を真水で洗い流さない。特に冬季はバスタオル等でたたくように体を乾かし成分を皮膚に付着させることにより湯冷めを防ぐことができる(湯ただれを起こしやすい人は逆に欲後真水で身体を洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい) |
| ○ | 入浴後は湯冷めに注意して一定時間の安静を守り水分を補給する。 |
| ○ |
次の疾患については原則として総湯では禁忌とする 高度の動脈硬化症、高血圧症、心臓病 |
| ○ | 食事の直前、直後の入浴は避けることが望ましい |
| ○ | 飲酒しての入浴は特に注意する |
| 分析年月日: | 平成16年10月1日 |
| 試 験 者: | 財団法人 北陸保健衛生研究所 川合 勝二 |