源泉名 |
和倉温泉(5号源泉、8号源泉、10号源泉、13号源泉) |
湧出地 |
石川県七尾市和倉町ヨ部79番地1 |
泉質 |
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉) |
泉温 |
82.7℃(気温22.0℃) |
湧出量 |
990リットル/min(動力) |
pH値 |
7.6(ガラス電極法) |
蒸発残留物 |
24.3g/kg(180℃) |
電気伝導度 |
26.4mS/cm(25℃) |
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禁忌症及び適応症 |
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温泉の医治効用は、その温度その他の物質的因子、化学的成分、使用地の地勢、気候、利用者の生活状態の変化その他の諸般の総合作用に対する生体反応によるもので、温泉成分のみによって各温泉の効用を確定することは困難であるが、この温泉の飲用の禁忌症及び適応症はおおむね次のとおりである。 |
※飲用の禁忌症 |
腎臓病、高血圧症、その他一般にむくみのあるもの |
※飲用の適応症 |
慢性消化器病、慢性便秘、吸入療法(うがい等)
慢性気管支炎、咽喉炎 |
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○飲用上の注意 |
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温泉には老化現象が認められ、地中から湧き出した直後の新鮮な温泉が最も効用があるといわれているが、それぞれの泉質に適する用い方をしなければかえって疾病に不利に働く場合がある。したがって飲用上の注意事項はおおむね次ぎによることとし、特に飲用にはこの飲泉所の筒上部より落ちる新鮮な温泉を用いること。 |
※飲用上の注意事項 |
ア、 |
飲泉療養に際しては、温泉について専門的知識を有する意志の指導を受けることが望ましい。 |
イ、 |
温泉飲用の一回の量は当温泉の場合は20ミリリットル(さかずき1杯程度)ないしは50ミリリットル程度とし、その1日の量はおおむね40ミリリットルないしは250ミリリットルまでとする。また、これを希釈して飲用すること。 |
ウ、 |
以上のほか、飲用については次の諸点について注意すること。
(ア)夕食後から就寝前の飲用はなるべく避けることが望ましい。
(イ)フッ素を含有するので、乳幼児の飲用は避けること。 |
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○ |
その他 |
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この飲泉所の温泉は個人で使用する以外の商用利用を禁ずる |
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